私の場合、移動運用は短時間で行なうことが多く、設営と撤収を手軽に行える工夫が必要です。
EFHWやMLAなどを試して来ましたが、今一つ手軽さが足りませんでした。
そこで試したのが、釣竿に沿わせたVerticalアンテナです。場所も取らず、釣竿を支えるものがあれば簡単に設営でします。
右の写真が30mバンドのもので片手で持てるコンパクトさです。

2Band Vertical

エレメントとカウンターポイズをリグに接続するために、BNCのコネクタを使います。

アンテナ回路からピックアップしてSWRをLEDで表示する回路を付加しました。

実際に運用した時の様子です。エレメントとカウンターポイズはBNCコネクタでリグと直結しています。そのコネクタ部にSWRを表示する回路を付加し、少しでも効率よく運用できるようにしました。
釣竿は6mのグラスファイバー製の振り出しロッドです。7MHzや10MHzではエレメントが先端からはみ出してしまいます。はみ出した部分をどのように導くかでSWRが大きく変化します。釣竿の傾きを変えてSWRが最良になるようにして運用するために、SWRメーターが必要でした。

移動運用で手軽に使える2バンドのバーチカルにしてみました。
基本となるエレメントは14MHz用のもので、それにトロイドのコイルを付加することで、10MHzでも運用できるようにしています。
トロイドはT68#2を使い、24tの巻き線です。スライドスイッチによりコイルを短絡すれば14MHz、オープンにすれば10MHzと切り替えています。
エレメントを14MHzの運用周波数で同調点が取れるよう長さを調整し、トロイドを付加したとき10MHzで同調点が入るよう、トロイドの巻き数を調整します。SWRは14MHzで1.5以下になり、10MHzで2程度まで落ちていました。
カウンターポイズは3mのものを5本使っています。
BNCコネクタを穴あき基板に取り付けエレメントとカウンターポイズを接続するようにしましたが、スペースがありましたので、SWR表示回路を組み込みました。
ちょっとした移動運用の場合には気軽に使えそうです。

エレメント長とSWRメーター

Vertical ant