山伏太鼓 狼煙灯台の下に、珠洲市営の駐車場があります。その駐車場に泊まらせていただきました。夕飯を済ませ、マットを草原に敷き、星空を眺めていると、突然のホラ貝の音が聞こえてきます。すぐ近くの神社で「山伏太鼓」が始まったのです。 |
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曽々木海岸の「御陣乗太鼓」は有名ですが、ここ、狼煙(のろし)では山伏太鼓が保存されているそうです。山伏の装束に仮面を付け、迫力満点でした。わずかな光に浮かび上がる演奏は幽玄という雰囲気です。 偶然でしたが、大変すばらしいものを見せていただきました。夏の間は土曜日の8時半からやっているそうです。 |
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明くる朝、灯台を見学し、漁港を散歩しました。すでに漁を終えた船が戻ってきています。 網から外しているのは、サザエです。昔は海底を覗きながら長い棒を使って採ったそうですが、今はこのような網での漁が多いそうです。 写真を撮ってもよいかとお願いしたら、サザエがいっぱいかかっているところを見せてくれました。 |
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前日に網を海底に流しておき、朝、網を上げるのだそうです。サザエがいる岩場に網を広げておくと、夜の間にサザエが動いて、あのトゲトゲが網に絡んでしまいます。 網を引き上げれば、絡んだサザエが採れるのですが、岩場で網もとても痛んでしまうそうです。 |