能登(1)
谷川岳パーキングエリアの湧水
旅のはじめは、水の確保から。このPAは下り線にも上り線にも水くみ場が設置されています。いつも大きなタンクを持ち込んだ人で混雑しています。まだ朝の五時過ぎですが、すでに行列ができています。
 癖のない、おいしい水がいただけます。
能登路へ
小杉インターで北陸道を降り、能登路へ入ります。海岸線を走っていると、家々の造りが気になりました。どの家も黒い光沢のある瓦です。半島を回っているとこの瓦が目に付きます。小さな祠のようなものにまで使われています。また、母屋に付随した納屋のような建物も立派です。
海まで続く「千枚田
斜面を利用して、小さな田圃が作られています。一番小さな田は0.2uの小ささです。逸話に「作業が終わって田の数を数えたら、2枚足りない。何回数えても数が合わない。あきらめて帰ろうとして、置いてあった蓑を取り上げたら、その下に足りなかった田が隠れていた」ということがあったとのこと。
よく手入れをされていて、大変きれいな景観でした。
揚げ浜式塩田
海水をこの塩田に撒き、水分を蒸発させ砂に塩分を付着させます。その砂を真ん中なの枠に集め、濃い塩水を作ります。小屋の中では塩水から塩を取り出すために大きな釜で炊いていました。生産というよりも観光目的の施設のようです。でも、このような伝統的な技術が見られるのはうれしいことです。できあがった塩を味わいました。甘く、塩むすびにしたら最高の味だと思いました。

能登(2)

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