外観はQCXとほとんど変わりませんが、5バンド仕様で将来的にはファームウェアの更新でSSBも運用できるというQMXです。QMXのMはマルチバンドとかマルチモード、QCXとQDXの合体とかさまざまなこじつけがなされていますが、小さな筐体の中に多くの機能を詰め込んだトランシーバーのようです。
まだ、実物を入手していませんが、マニュアルが公開されましたので翻訳しました。懇切丁寧に書かれていますのでキットの様子がわかるかと思います。


フォーラムを見ていると実際に製作された方からさまざまな情報が入っています。ファームウェアもどんどん改良されているようです。最新のバージョンを導入するようにしたいと思います。

組み立てについてHansが動画を公開ました。これまでフォーラムでさまざまなトラブルが取り上げられていましたが、それらへの対応を52Tipsとして紹介しています。製作を始める前にご覧になることをお勧めします。 Youtube動画
Hans 52Tips一覧pdf

SSBファームウェア1_03_000が公開されました 20260207
 https://groups.io/g/QRPLabs/message/ Feb 6 #162711に変更点について詳細な説明があります。

2/26 Hans Summerからフォーラムに投稿がありました。
QRPLabsからの出荷台数   QMX QMX+が15000 over
QMX (64%) QMX+(36%) 15065    QDX 9873   QCX 21955

QMXやQCXminiを携行するとき操作面の破損を防ぐためにカバーを作りました。アクリル板をホットガンで熱しながら曲げたものです。簡単な構造ですが、しっかりと本体を保護してくれます。
また、カバーから取り出した後、この上に本体をセットすると表示が見やすくなるスタンドとして使えるようにしました。

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携行用カバー

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5/22 order
7/21 shipped
8/5  arrival
待っていたキットが届きました。FEDXではなく料金の安いPOSTで頼んだので時間がかかったのかも知れません。トルコから郵便書留で配達されました。
取り敢えず中身を確認しましたが、外見上破損はないようです。これからじっくり組み立てたいと思います。

QMXマニュアル翻訳
001h バージョンpdf


操作マニュアル
ファームウェア009用pdf


フォーラムでのHansの解説pdf




ファームウェアの最新バージョン
2026,02,07 SSB対応版 1_03_002



QMX Spare Parts

QMX+ 6m~160mバージョンのページ

モバイルバッテリーでの運用


QMXの電源は消費電流も少ないのでさまざまなものが使えすます。これまでリチウム電池を3本直列にして使ってきましたが、もっと手軽に使えるものはないかと探しました。
手元にあったモバイルバッテリーは5Vの供給ができます。PDを使えば12Vの供給も可能ですがトリガーの回路が必要です。
アップコンバータをコードの途中に挿入した製品を見つけました。あまり電流はとれないようですがQMXを接続してみると動作することが確認できました。普段使っているモバイルバッテリーが運用に使えるのは便利です。

スタンドを作りました

机上で運用するとき、ほんの少し傾斜があるようにすると扱いやすいと思い、アクリル板でスタンドを作りました。裏側に電池を置けるようにしています。使い勝手が良くなりました

QMXの組み立ては手ごわかったです。6層基板のため熱が逃げやすく、ハンダが流れてくれません。60Wのコテを使いました。実装密度がことのほか高く、周りにあるSMDを壊さないよう気をつけました。
一つの作業工程ごとに確認を行い、確実に接続が出来ていることを確かめました。

QMX

QRP Labs Multimode Xcvr

庭先運用

一枚のボードにQMXと電池を固定し、膝の上に乗せて気軽な運用をしています。アンテナは5m長のワイヤーにコイルを付加し、7.10.14MHzで運用できるようにしたバーチカルを使っています。
ひとまとめにしたことで設営も撤収も手間を掛けずに行えます。ボードでログの記入も楽です。
複数のバンドに出ることのできるQMXならではの使い方です。

QMXにもいろいろなレンジのものだ出てきました。通常はLowレンジで80,60,40,30,20mのものがありましたが、新たにHighレンジの20,17,15,12,11mのものとMiddleレンジの60,40,30,20,17mのバージョンが選択できるようになりました。

ハイバンド用の5つのバンドで切り替えなしで使える、Trap EFHWのアンテナを作りました。

写真はQRP LabsのQMXマニュアルから

主な機能リスト:     QRP Labs webPageから

  • 80、60、40、30、20mバンド
  • CWおよびFSKデジモード
  • QCX-miniのすべての機能(VFO A / B /スプリット、RIT、メッセージおよび周波数メモリ、ビーコン、キーヤなど)
  • 9V電源で4-5W出力 (12V電源で4-5W用に構築可能)
  • SWRブリッジ内蔵
  • 単一信号デジモード伝送(不要な側波帯ゼロ、残留キャリアゼロ、相互変調歪みゼロ)
  • CAT制御下でのソリッドステートバンドスイッチングと送受信スイッチング
  • 60〜70dBの不要なサイドバンドキャンセルを備えた高性能組み込みSDR SSBレシーバ
  • 内蔵の24ビット48kspsのUSBサウンドカード
  • CAT制御用の内蔵USB仮想COMシリアルポート
  • Si5351A 合成VFOに25MHz TCXOを標準装備
  • 構築が簡単なシングルボード設計、プロ品質の6層、スルーホールメッキ、シルクスクリーン印刷PCB
  • 工場で組み立てられたすべてのSMDコンポーネント
  • コネクタ:2.1mmパワーバレルコネクタ、USB-C(オーディオおよびCAT制御用)、BNC RF入力/出力、オーディオ出力用3.5mmジャック、パドル/ GPS / マイク/ PTT入力、およびPTT出力
  • テスト信号発生器とテストツールを内蔵
  • 周波数校正のためのGPSインターフェース, リアルタイムクロックと位置 (内部WSPRビーコン)
  • SDRソフトウェアで使用するIQ出力モード
  • スイッチモードレギュレータは、受信時、9V電源で電流80mA、送信電流は9Vで5W出力の場合は1.0ー1.1A(12Vで5Wの場合は約.12A)
  • オプションのアルミニウム押し出しカット/ドリル/レーザーエッチングされた黒色陽極酸化エンクロージャ