To be continued

QCX QRP transciver

 QRP Labsから発売されたCW専用のキットです。
 $49という安価で、ほとんどがマイクロコントローラーによって制御され、回路的にはシンプルな構成になっています。
 調整や校正をする際の測定器も回路の中に組み込まれていて、他の機器を準備しなくても調整ができるようになっているのが特色です。
 ただ、ケースはなく、基板のままですので、実際の使用には工夫が必要です。
 16文字2行の液晶表示で、メニューを呼び出してさまざまな設定を行います。デコーダーも装備されているので、CWの受信信号や送信信号を文字表示させることができます。

 A,B2つのVFOを持っており、スプリット運用も可能です。もちろんRIT機能もあります。
 80m、40m、30m、20m、17mバンドのものがラインアップされており、基本部分は共通なのですがローパスフィルター関係がバンド毎に異なる構成です。
 マニュアルが130ページもの大部になっていて、組み立てについても細かく説明があります。

YouTubeからの情報

KB9RLWのThe old Tech GuyのYou TubeにQCXの製作と レビュー・デモの映像が出ています。詳しく解説されていますので参考になります。

Building the QRP Labs QCX transceiver kit.

Review and demo of the QRP labs QCX transceiver kit.

Roberto Dietrafesaによる製作の解説です。ネイティブではないイタリア人の英語による説明が、日本人にはわかりやすいように感じます。2時間以上の長編です。

QRP Labs QCX 5W RTX Transceiver by Hans Summers
 
QCXのケース Enclosure

このキットには、ケースが付いていません。また、QCX用のケースも販売されていません。自分で、何か工夫する必要があります。
私は、とりあえず、アクリル板で上下を挟み込むケースを使っていますが、他の方々は本格的なケースに収めているようです。QRP LabsのページにEnclosureの紹介ページがあります。それぞれ個性的でとても参考になります。
 QRP Labsからのキットの発送がだいぶ進んできたようで、多くの人からの製作情報が寄せられているようです。 
 これまで得られた情報をもとに、基板に手を入れました。
① マニュアルの訂正に基づき、R19とR25に入れ替え。
② マイクロコントローラーの始動タイミングを安定させるためのL5の移設。
③ パワーアンプの動作を安定させるための抵抗の付加。
④ LCDタブがトロイドに触れる恐れがある部分の修正。
その他の情報、LCDコントラスト調整は特に対応せず。また、CWフィルターの中心周波数についても私は対応していません。

上記のModによって、左の写真のように、基板の裏側にはL5と10kΩの抵抗を付加しています。
QRP Labsのwebサイトに改良情報が掲載されています。そのページを翻訳したものに右上でリンクを張っています。
QRP Labs QCX へのリンク
QCX Mod 改良情報 pdf
QRP LabsのサイトにあるModページの翻訳です。
QCXマニュアルの訳文 pdf Ver1.08
この翻訳はマニュアル全文ではありません。103ページ・セクション4までのキットの製作に関わる部分です。セクション5以降は技術的解説で、図表が多く翻訳なしでも十分理解できる内容だと思います。なお、この訳文はデータが大きいのでダウンロードに時間が掛かる恐れがあります。

Modifications

8月30日に申し込んだのですが、予約扱いで、やっと届いたのが10月21日でした。すでに1000台以上が発送されたとのことですが、工場からのキットはできていても、発送に手間取っているようです。
届く数日前に発送したとのメールが来て、3日ほどで届きました。おかしなことに国内郵便物で住所は西麻布、発送元の郵便局消印は岩国でした。
 ともかく、しっかりした荷姿で無事に届いてよかったです。
 製作の方法は、同じ部品をまとめて取り付けてしまう方式で、機械的に作業を進めます。どこに何を取り付けるかをレイアウト図を使って細かく説明されていますので、付け間違いや、取りこぼしを防ぐにはよい方法だと思います。また、作業もスムーズにできます。
 トロイドにコイルを巻く場合にも、写真を使って説明があり、特にT1については、手書きの図が挿入されており、これでもかというほど丁寧すぎる説明があります。
 メイン基板上にすべての部品を取り付け、操作のためのボリュームとロータリーエンコーダも基板に直付けする構成になっています。
 しかし、この状態ではケースに入れることが困難です。基板には、これらボリューム、ロータリーエンコーダ、2つの押しボタン、電鍵機能のマイクロスイッチについては、外部に引き出すための端子が設けられています。
 私はボリュームとロータリーエンコーダを基板外に取り付けることにし、アクリル板でサンドイッチにすることにしました。
 80mm×100mm×30mm +α程度のケースが入手できればすっきりとまとまったリグになると思います。
 箱に中には基本となる部品と、バンドごとに異なる部品が2つの袋に分けられていました。
 早速、部品を確認すると抵抗が2本足りないのと、トランジスタの型番が異なったものが入っていましたが、抵抗は手持ちのもので、トランジスタは互換性のあるもののようなので、すぐに製作を始めました。
※追記 トランジスタは第2バッチからこのトランジスタに変更になったようです。(Ver1.08)