Mini Paddle 3

 機構的にはこれまで紹介してきたミニパドルと同じです。これまでのものは主に移動運用を念頭に作ってきましたので、小型・軽量でどうしてもパドルを操作する手と反対の手で押さえなければなりませんでした。
 固定で、運用するときには机上に置いたまま使いたいと思います。しっかりしたベースを付ければよいのですが、パドル部分とのバランスが必要です。
 そこで50mm×50mm×10mmの人工大理石のベースを付けました。
 15mmのスペーサーを2個使い、3穴のミニステーにマイクロスイッチを固定する構成です。、

マイクロスイッチは大変タッチが軽いので、このようにしっかり固定すれば使いやすいパドルとして使えると思います。
 ミニステー版とスペーサーの接続に「段付きローレットボルト」を使うことでメカニックな感じになっていると思います。材料さえ揃えばすぐできてしまいます。お試しください。

試 作

マイクロスイッチのミニステーへの取付を逆にしてみました。取り付ける穴は同じところを使います。パドルレバーの位置がスペーサーの内側になり、全体を掌で包み込むような感じになります。親指と薬指で操作した方がやりやすい位置です。お好みでお試しください。

MiniPaddle3製作マニュアル(pdf)

基板垂直取付スペーサーをヒンジ部分に活用したパドルを作ってみました。基台からの取り付け位置を高くすると安定性が損なわれてしまうのが課題です。さらに工夫をしてみたいと思います。

掌の付け根を机上に置いたとき、ちょうど親指と人差し指がパドル部分にくるように安定させることができました。

 人工大理石のベースは大きさ的に機構部分とバランスがよいのですが、重さの点では軽すぎるようです。このままではパドルを操作したとき、動いてしまいます。そこで、底に滑り止めを付けました。ホームセンターなどで市販されているウレタンクッションです。耐震シートとして売られているものも使えそうです。

20110621

YouTube 映像