タカチ電気工業のプラスチックケースSW−53
(W36×H11×D53)に入れるように製作しました。
薄くするため12F675はフラットパッケージを変換基板を介して使いました。フルカラーLEDは3チップ搭載のシャープGM5WA06253Zです。この素子は6端子接続ですので各色の電流を調整することが出来るからです。
私は消費電流を少なくするために右の例1の制限抵抗を使いました。
このLEDを基板に取り付けましたので、ケースの外に発光を出すために、ケースに5mmの穴を開け、その穴に光拡散キャップを取り付けました。これで基板上のLEDから十分に発光を導くことが出来ています。
プログラムにはモールスによる電圧表示も搭載していますが、通常は使用する機会が少ないと判断し、SWは基板直づけのプッシュスイッチとし、ケースの穴から押せるようにして、表には出していません。
発光の色 | おおよその表示電圧範囲 |
---|---|
Redの点滅 | under 10.5V |
Red (R) | 10.5V 〜 11V |
Magenta (RB) | 11V 〜 11.5V |
Yellow (RG) | 11.5V 〜 12V |
Green (G) | 12V 〜 12,5V |
Cyaan (BG) | 12.5V 〜 13V |
Blue (B) | 13V 〜 13.5V |
White (RGB) | 13.5V 〜 14V |
Whiteの点滅 | upper 14V |
この回路を、携帯電話のシガープラグ式充電器の中に組み込みました。内部の基板を取り去り、ユニバーサル基板で、この回路を組み込みます。LEDを外から見やすい位置に出し、押しボタンは携帯電話への充電コードが出ていた位置に配置しました。圧電素子はケースの内側に貼り付けました。スマートに改造できました。
LED | 例1 | 例2 |
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Red | 680Ω(約5mA) | 300Ω(約10mA) |
Green | 240Ω(約7mA) | 130Ω(約15mA) |
Blue | 150Ω(約10mA) | 75Ω(約20mA) |
別ページで紹介している、過放電アラームの改良版です。
この装置はRGBのLEDを使っていますので、それぞれ単独で発光させるだけでなく、混色することで七色の表示をさせることが出来ます。
つまり、電圧に応じてそれぞれの色を発光させるようにすれば、おおよその電圧を色で表示させることが出来ます。
左の表のように発光させるプログラムを作りました。回路は別項の「モールスによる電圧表示」と同じものです。ただし、混色によってきれいな色を出させるために各LEDに流す電流を調整しました。電流制限抵抗の値が異なりますので、これから作る方はこちらの値に変更してください。
あると便利で賞をいただいた製作です
特定の電圧を表示するプログラム(Hex)
6V=黄色,9V=緑,12V=青,13.5V=シアンという表示をするプログラムを作ってみました。実際には黄色が表示するのは6.0V〜6.5Vの範囲で0.5Vの幅があります。その他の電圧の場合には白の表示になります。
大まかな表示ですが、マルチ電圧のアダプタなどに使えると思います。私はDC−DCコンバータと組み合わせて電池代わりに使えるようにしました。
RGB電流制限抵抗 Vdd=5V