Arduino + Lcd shield          CW Drill

YouTube 和文練習

操作方法

電源を入れると、モード選択の状態になります。
Rightのボタンを押すと和文の練習が始まります。
その他のボタンを押すと欧文の練習です。
8文字ずつ、10回の練習が終わると、最初のモード選択に戻ります。
スピードはVRで変えることができ、WPMとしてLcdに表示されます。

Arduinoはいつ電源を切っても大丈夫です。

この練習機の動作としては
① モールス符号をランダムに音で発生させる
② 少し遅れて、その符号に対応した文字をLCDに表示する
③ アルファベットと数字、カタカナの練習ができる
④ 繰り返し練習として、8文字ずつ 10回を1クールとする
⑤ スピードはVRにより連続的に可変できるようにする

という仕様を考えました。
とりあえず、動作するようになりましたが、さらに機能を加えていきたいと思います。

※ LCDについて
ここで使っているLcdはhitachi HD44780コンパチブルというタイプです。これに内蔵されているROMにカナなどの文字コードが書き込まれています。Lcdによっては異なる文字コードが使われていることがあるようです。文字化けが起こる場合には確認してください。

モールス符号のデータ表
文字コード

Excel

電池仕様にしましたので、新たに電圧が低下した場合の警報表示を組み込みました。電池電圧が7V程度に低下すると、電池の交換を促すため、Lcdの1行目右端に電池マークが表示されます。

プログラミングを手軽に楽しめるものとしてArduinoがあります。はんだ付けをしなくても、ブレッドボードなどを活用してさまざまな電子工作ができるようです。
最近では、海外の通販サイトを活用すると驚くほど安価にこれらのユニットが入手できます。

その昔、BasicStampで製作したモールス符号の練習機をこのArudino で作ってみることにしました。
プログラムはAruduinoの公式サイトからIDEがダウンロードでき、ネットにはそこで使われるプログラム言語についての日本語の解説サイトもあります。それらを利用させていただき、プログラムの練習をしてみm練習をしてみました。

Arduino nano結線図

使うのは、Arduino uno と Lcd shield、圧電スピーカー、スピード調整用の10kΩボリュームだけです。
 

Arduinoは正規のものはそれなりの値段がしますが、互換機が数多く出されていて、通販サイトの熱帯雨林でも500円程度で入手できます。Lcd shieldは海外サイトで送料込みで400円程度で入手できますので、全部を買いそろえても1k円程度でそろえることができるでしょう。
Lcd shieldにはコントロール用のボタンが装備されていますので、アルファベット・数字の練習ととカナの練習モードを選択するのに、このボタンを使います。
圧電スピーカーとVRをシールドに接続するために、シールドの基板にコネクタを取り付けてあります。もちろん、直接はんだ付けしても構いません。
Arduino nano

9Vの積層電池で動作するようにしました。

sketchが結構大きくなってしまいました。必要な方はメールでここにお問い合わせください。

Lcd shieldのボタン設定計算 Excel

シンプルArduinoによる構成

CW Drill ver1.01 sketch(txt)

shield 結線図
Arduino unoで開発していたCW Drillが順調に動き出したので、さらにモードを加えて、Arduino nanoに組み込みました。
Arduino nanoはLCDの下に隠れてしまうほど、とても小さな基板です。ミニUSBのコネクタを装備しているので、unoと同様にスケッチを書き込むことができます。
シールドは使いませんので、ピン設定を多少変更する必要があります。下の写真がユニバーサル基板に載せたnanoで、コントロール用の押しボタンとスピード調整用のVRを付けています。圧電スピーカーも小さなものを組み込みました。

新たに加えたモードは、TNXやCUAGNのような交信の際よく使われる略号をランダムに発生するモードと、オハヨウゴザイマスやコンニチハのような和文交信の際の挨拶をランダムに発生するモードです。それぞれモールス符号を送出し、その少し後でLCDに表示します。10パターンを繰り返すと、モード選択画面に戻ります。

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