佐原の旅(2)
運河沿いの店
実際に生活をし、営業している」お店ですが、景観を大事にして運河の両側はまるで江戸時代のままのようです。
「いかだ焼き」ののれんが掛かっています。近くに水郷や霞ヶ浦をひかえ川魚を使った佃煮などを扱っているようです。
醤油の容器?
昔どこかで見たような、陶器の入れ物です。醸造をしていたというお店の前にありました。これに醤油を入れてここから舟で運んでいったのでしょう。川と一体になった人々の暮らしが見えるようです。
運河の向かい岸から
船着き場が見えます。漆喰の塗られた建物や古い大谷石の塀に囲まれた家などが並んでいます。
佃煮屋さんに入りました。大きな看板が出ているのでもなくたいへん質素な外観ですが、中に入ると「まず味見をしてください」とお茶を出され、いくつもの佃煮や漬け物を味見させていただきました。さりげないサービスでとても気持ちよく買い物ができました。
正文堂
とても重厚な建物を残しているお店です。二階部分を撮っています。一階は本屋さんです。土蔵造りで、正面には龍の飾りが置かれています。
この家の前は自動車が行き交う2車線の道路です。車で走っていたら気づかないこのような家も、ゆっくり散歩をすると楽しむことができます。
伊能忠敬記念館裏の一級基準点
記念館の裏手に大きな市営の駐車場があります。見学はここに車を置いて安心して散歩ができました。その駐車場と記念館の間に見つけた基準点です。日本の地図がこのような基準点の積み重ねの上に成り立っていることを思うと、その先陣となった忠敬の偉業がより深く感じさせられます。

佐原の旅(1)