60cmほどのパラコードの両端をまとめて輪にします。結び目は留め結びをして、もう一度端を輪の中に通し少し大き目なこぶを作ります。
こんな簡単な小物ですが、さまざまな場面で活躍します。
ロープに固定端を作る その2
コブの反対側の輪をロープに何回か巻き付け、コブをその端の輪に通すとしっかりとロープを掴むことができます。力を加えたいときに使えます。
3分岐
コブの反対側を留め結びをして、輪になったところに結び目を通し、結びの一方を引き出すとそれぞれが押さえあい、大きさが固定した3つの輪になります。、
ものを固定したり運んだりする場合に使えます。
留め結びを二重のして大き目のコブにします
根付
50cmほどのコードで作りました。一方の端にMonkey’Fist Knotで大きなこぶを作り根付にしました。反対側の端はもやい結びの輪を元のコードに掛けて自在な輪にしてあります。いろいろなものをベルトに挟んで携行することができます。
ダイアモンドノット と 引き解け結び
大きなこぶを作りダイアモンドノットで端を結び、もう片方は引き解け結びにしました。引き解け結びは輪の大きさを変えるのが容易です。カラビナとして使ったり、ものを吊るしたりといろいろな使い方ができます。ただ、解けやすいという弱点もありますので、力のかかる部分には避けた方が良いでしょう。
カラビナ その2
ひばり結びや巻き結びのような強度は期待できないが、取り敢えずアクセサリーなどをまとめる輪を作りたい場合、端の部分を8の字結びにしてコブがちょうど入るくらいな輪にすれば、脱着容易なカラビナとすることができます。、
カラビナ
(右)コブの反対側をひばり結びにしてコブを通す。(左)巻き結びにしてコブを通す。
ワンタッチとはいかないですが、輪を閉じたり開いたりでき、引っ張り強度にも優れた、カラビナと同じような用途使えます。
ものを束ねるときに
1mのコードの端に大きなこぶを作り、反対側にトートラインヒッチを結びました。結び目を持ってコブを引けば輪がつぼまりものを束ねることができます。結び部分を自在に動かすことができるのでさまざまな場面に対応できます。
ロープに固定端を作る
二重ひばり結びの要領でロープに取り付けると固定端とすることができます。ものを吊るしたりテンションを掛けたりするときに使えます。
自在環
コブの反対側をひばり結びにしてコブを通すと、大きさが自由に変えられる輪を作ることができます。ものをまとめて置いたり、吊るしたりするときに使えます。
ペットボトルの持ち手
輪の部分で巻き結びの輪を作り、ボトルの首の部分に掛けます。引き締めればボトルの持ち手になり、コブの部分は根付のようにベルトに挟めば腰に付けて持ち運べるように成します。
束ねる
巻き結びの要領で二重の輪を作り、その中に束ねたいものを通すとしっかりと束ねることができます。
タープなどの固定端
グロメットやタブなどコード取り付け部がない場合、タープの端を輪の中に通し、折り返してところをコードで巻いて留め結びの要領で固定します。しっかりとタープなどを引くことができます。