シングルレバー
アクリル板は成形、接着が容易で工作に向いています。
パドルとするためには接点部分の金具をどのように処理するかが課題になります。いろいろアイディアを試してみるのも楽しいものです。
なお、シングルパドルは配線を変えることで複式電鍵としても使えます。慣れるのに時間がかかりますが、華麗な電鍵捌きに挑戦してみるのも楽しいと思います。
ダブルレバー
100均ショップでアクリルブロックを入手。これを使って透明なパドルにしてみました。
アクリル板を細工してカバーをつけました。操作する際、パドルを固定するための指がレバーに触れることが少なくなるので操作性が良くなりました。
アクリル板を細く切り出すのはなかなか難しいです。アクリル用ののこぎりがないので、アクリルカッターを使って筋を付け、割ることで切り出しているのですが、9mmの幅で折ろうとすると途中で割れてしまいました。
接点を付けて機構的にはパドルになったのですが、支持点からの長さが足りないのでフィーリングが固くよくありません。そこで端材を張り付けて長さを足しました。これで気持ちの良いフィーリングで操作できるようになりました。
基台を小さくしたので、机上に置いての操作はできませんが、左手で持って操作しています。野外での移動運用などではこのスタイルになるので、このような形にしました。
どうせ軽くて、手で押さえなければならないのなら、手で握れる形状にしてしまおうと、アクリルチューブに入れた3号機を作りました。
左手で握って、右手でパドルを操作します。常に左手で握って運用するスタイルになりますが、操作の安定性は向上しました。
アクリルチューブは21mmφのものを使いました。
上記のように、けっこう使いやすいパドルになったのですが、実戦で使っていると、パドルの反発力が少し強すぎるように感じるようになりました。
これを改善するには、アクリル板を薄くするか、幅を狭くする、または支点からの長さを長くする方法が考えられます。
そこで、2号機では棹になるアクリル板の長さを少し長くしてみました。
基台は手元に人工大理石のものがなくなってしまいましたので5mm厚のアクリル板です。
軽すぎてしまう難点がありますが、透明なので、ログブックの上に置いても下の文字を読むことが出来るメリットにもなりました。
棹になるアクリル板は2mm厚で、幅10mm、長さ80mm、支点と接点の間隔は50mmです。
お手軽パドルバリエーション
アクリル板パドルコレクション
キューブスペーサーはパドルバーから少し浮かせて取り付けました。そしてバーが基台と接する部分を削り、バーの先端が基台から少し浮くようにしています。こうすることでバーがしっかりと基台に取り付けられ、操作した時にも動かなくなっています。