12月の声を聞くとイルミネーションを飾りたくなります。最近はほとんどLEDを使ったものが多くなりました。私もマルチカラーのLEDをパラに接続して、飾っています。
手元に転がっていた5VのACアダプターを活用しています。毎日、暗くなったら点灯し、その後自動的に相当するコントローラーを作りました。以前に作った「GradenLighi2」とほとんど同じ回路ですが、多少アレンジしてあります。
PIC12F629を使用し、CDSで明るさを複数回測定してその平均値によって点灯させています。こうすることで一時的に光が遮られたりしても誤動作しないようにしています。
点灯してから一定時間経過したところで消灯します。消灯したとき、明るさを検知し、暗い間は点灯しません。朝になり一度明るくなるとリセットがかかり、また、暗くなると点灯します。
机の上でもイルミネーション
小さなイルミネーションを作りました。単四乾電池3本で動作させます。マルチカラーLedを並列につなぎツリーのような形にします。これをPic変換基板に直接接続しました。Led5本ほどの電流ならPicの容量でどうにか賄えると思います。ですから、必要な部品はCdsとR47kだけです。
動作表示のLedも省略しました。動作確認がしたいときにはCdsを暗くすればよいわけです。
暗くなると点灯し、約4時間後に消灯、また明るくなる十リセットがかかり同じ動作を繰り返します。
部品がむき出しのままですが、机の上のアクセサリーとしてかわいいと思います。
簡単な回路ですので、PICの変換基板を使って構成しました。リレーは5Vのものならどれでも使えると思います。
LEDは動作確認用で、省略可能です。
電源部に平滑用コンデンサーを入れてあります。
ATtiny202 Ver
PICで動作し、夕暮れが早くなる年の瀬に活躍してくれていたのですが、うまく働かないものも出てきました。そこで、ArduinoIDEでプログラムすることができるチップを使ったコントローラーを作ることにしました。動作はほぼ同じですが、2つのピンを使って動作時間を設定できるようにしました。テスト用として2分、その他1,2,3時間を設定できます。スケッチを書きかえればその他の時間でも設定できます。ArduinoIDEの便利なところです。
もう一つ工夫をしたところは、リレーをラッチ動作をするものに変えたところです。こうすることでリレーの動作電流を減らすことができます。
202という小さなチップですのでいろいろ制約があり、時間を制御するmillis()という関数がうまく動作してくれず、delay()を繰り返し使うというとても原始的な方法で動作させています。もっとスマートなスケッチの書き方をご教示いただければ嬉しいです。、
回路図
クリックすると大きくなります。