RockMiteのような単一周波数のトランシーバーですが、選択度はともかく、バンドが開けているときにはたくさんの局を聞くことができます。出力も12Vの電源で3W程度出すことができます。
キットとして提供されていますが、ほとんどの部品は表面実装が使われていて、すでに基板に取り付けられていますので、自分で取り付ける部品はごく僅かです。ですから1時間程度で組み上がってしまうほど工作は簡単です。

受信帯域の幅が広く両サイドの音が聞こえてしまいますので、Ritを解除することで本来の信号を確認する方法が紹介されていましたので、組み込みました。

ここで使ったタクトスイッチはRSコンポーネンツから手に入れました。
支え金具の脚を切って使っています。
多少手持ちがありますので必要な方はメールにてご連絡ください。返信用80円切手+50円切手でおわけします。

Rit回路の動作を一時的にキャンセルことで本来の信号の時にはその信号が消えるという回路です。
押しボタンで動作させるのですが、いろいろ検討した結果、モードスイッチの脇の隙間に組み込みました。

CRK-10

このトランシーバーキットの日文説明書には次のような説明がなされています。

RockMite がBD6CR/4によって中国に紹介されたのは数年前のことでした。HB-1A/B のデザイナーとして名をはせたBD4RG はRockMite のファームウェア、パワー、スムースなキーイングに改良を加え、‘Octopus’(試作機のタコ足配線に由来)と呼ばれる機種を開発し中国内では人気です。このたびCRKITS.COMではこの無線機をCRK-10として販売することになりました。

このキットの共同購入をとりまとめてくださっている方がいらっしゃいます。このサイトには、ここで紹介したRitキャンセル回路についての情報もあります。