ZM-2  Antenna Tuning Unit

Emtechから販売されている、アンテナチューナーキットを組み立てました。
ネットからPaypalを使って注文すると、程なく封筒で品物が送られてきました。中には13cm×6cm×4cmほどのアルミ板の蓋が付いたプラスチックの箱と、説明書が入っていました。
箱の中にはこのキットで使われるすべての部品が入っています。、

トランシーバに接続し、受信状態でこのチューナーのポリバリコンを回すと、感度が大きく変化するのがわかります。アンテナとのマッチングの大事さが実感できます。
最大感度になったところで送信によりインジケータを活用した調整をするのが効率的です。

アルミパネルそのままではでは味気ないので、パネルにペイントを施しレタリングを入れてみました。なかなか見栄えがよくなったと満足しています。

この装置はCの値を大きく変えることができるようになっていますので、広範囲の調整ができます。立木の間に張った導線をアンテナとして活用するのに活躍しそうです。

ブリッジに使われている抵抗は耐圧のため100Ω2Wのものを2本並列にしています。入力によってはこの部分は結構発熱しそうです。抵抗をそれぞれ離すなど配置を工夫しました。
この装置ではアンテナが50Ωなるよう2つのポリバリコンと付加コンデンサで調整します。ブリッジが50Ωに平衡すると表示用のLEDが暗くなって最終的には消灯することで状況を判断する仕組みです。このような調整回路がぶる下がっていると結構ロスになりますので、調整が終わればトグルスイッチでこの測定回路は切り離すことができるようになっています。

アンテナ入力端子がワイヤーアンテナ用のターミナルとBNC接栓が設けられています。同軸ケーブルからのマッチングのも使えるようです。

簡単な回路なので、英語の説明文を読まなくても図を見ただけで組み立てられそうです。
まず、下ごしらえをしてから組み立てを始めます。
T130-2の大きなトロイダルコアに中間タップを2箇所設けるた緑の線材を巻き、その両端に赤の線材を巻きます。こうして色を変えることで巻く回数もはっきりします。そして緑と赤の線材の接続点が中間タップとなります。赤の線材を巻いた上にアンテナへのリンクとなる黒い線材を巻いていきます。
小さなFT37-43のトロイダルにはブリッジ回路の平衡検出用のコイルを巻きます。
コイルができてしまえば組み立ての開始です。このキットでは基板に組み立てるのではなく、アルミ板のパネルにスイッチやポリバリコン、LEDなどを取り付け、それをランド代わりに配線していく方法がとられています。箱の中に納めることを考慮しつつ、部品の位置を決めていく必要があります。

このチューナーはZmatchと言われる一般的な回路で、50Ωブリッジによるインジケーター回路を備えています。
最大で15Wとなっており、QRPでの使用と考えた方がよさそうです。