QRP-Ant-Tuner

テイシンのTC−103(W63×D85×H19)のケースに入れました。TRCV側はBNC端子を取り付け、アンテナ側はわに口クリップで接続することにしました。大変コンパクトですので、移動には重宝します。2つのポリVCを調整してインジケーターのLEDが消灯するところを探します。一度調整してしまえば、スイッチを切り替えてインジケーターをスルーにして使います。

このキット使って、QRPでの移動用にチューナーを組みました。
アンテナはワイヤーを使うこととして、ある程度ラフな架設状況でも電波が出せるよう、調整できるようにします。
回路はNorCalのBLTと同じ構成にしました。ただし、より小さく作りたかったので、トロイダルコアをT50−#2に変更しアンテナ側を10T、チューナー側をそれぞれ13Tとしました。ポリバリコンは Hendricks から購入しました。

キットを活用した構成ですので、部品の調達も楽ですし、一つ一つ集めるより安価だと思います。
製作にはケース加工に時間がかかりましたので2時間ほどで出来ました。

Hendricks QRP KitsからSWR Indicator Kitsが発売されました。SWRブリッジとチューナー回路を切り替えるスイッチが一枚の基板に組み込まれています。送料込み$13という値段ですが、しっかりとSWRの最小点を示してくれる優れものです。

回路図はこちら

SWRインジケーターキット、ポリVC2個、T50のトロイダルコア1個の構成を仮組立した状態です。チューナーのコイルは穴あき基板に取り付け接続の端子としています。