CWを覚えるのはなかなか大変です。この練習機はランダムに符号を発生させ、少し遅れて液晶表示器にその符号を表示します。耳で符号を聞き、「どんな文字だったかな」と考える時間を短くしていくことが早く覚えるこつだと思います。実戦では私たちが言葉を聞くと同時にその意味を理解するように、符号を聞きながら内容を理解していかなくてはなりません。覚えるというより慣れていくのが必要なのですね。
繰り返して符号を聞いて、そのイメージと文字としての符号を一致させることを練習してください。赤ちゃんが言葉を覚えるように、耳で聞き、液晶表示器を見ていることを繰り返してください。きっと、モールス符号が言葉として聞こえてくるようになると思います。
この練習機がモールス符号習得のお役に立てれば幸いです。
PICを使った簡単な回路です。PICに書き込まれたプログラムで動作しますので、PIC周りの回路と、LCDへの接続回路のみです。回路図はこちら。 なお、この製作はCQ誌1999年7月号P147に掲載されています。
PICへのプログラムはBASICで行いました。秋月のPICライターを使って書き込みます。
PICが必要な方はメールにてご連絡ください。実費にて書き込み済みのPICをおわけします。
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