The 4State QRP Groupからキットとして販売されているCWフィルターです。オリジナル回路は‘73’誌の中の1994年の記事に基づいているとのことです。
コイルを巻くこともなく、すべての部品が表面実装部品ではないスルーホール部品(足のついた部品)を使い、初心者にも組み立てやすいキットです。
部品の定数を変更することで増幅率を設定できるので、外付けの附加装置としても、機器に組み込んでの回路としても使うことができます。
調整箇所がないことも、ある意味で使いやすいかも知れません。

4SQRP's HI-PER-MITE    CWフィルター キット
Link to  The 4state QRP Group
HI-PER-MITE Assembly Manual
Copyright – 2012
David Cripe NM0S
The 4 State QRP Group

このマニュアルを日本語に訳しました。ものづくりの楽しさを多くの方に味わっていただければと思います。
 

ケースに入れて、まとめました。9Vの電池を内蔵し、屋外でも使えるようにします。
電源スイッチを2回路のものを使い、電源を入れるとこのフィルターを経由して音が出て、スイッチを切るとフィルターを通らずに音が出るようにしました。
実際に使ってみるとセンター周波数付近の音が浮かび上がって聞こえてきます。混信のひどい場合など役に立ち装置だと思います。

早速、部品の確認をして、組み立てマニュアルに従って基板の組み立てをしました。マニュアルに組み立ての順番が書かれており、一つずつ、作業をしたらチェックを記入するようになっています。特に難しいところもなく30分ほどで組み上がりました。
基板上にジャンパー線が1カ所あります。基板に表示のあるD1とR13は使われません。

このフィルターはOPampによる3つの低域通過フィルターと1つの高域通過フィルターによって構成されています。
これらこれら4つのフィルターを直列に繋ぐことで所定の帯域幅を実現しています。
中心周波数や増幅率は左の図のように、回路定数を変更することにより設定することができます。
Photo by 4SQRP website

4SQROからキットが届きました。クッション封筒に入れられ、きちんとした梱包です。切手部分に$6.55と書かれています。確か送ったのはUSオーダー+$6でしたので、大変良心的な対応をしてくれているようです。
基板はオーダーシートに包まれていましたし、個々の部品はRとCとICは別々の包装になっています。また、ICソケットもケースに入れられ脚が曲がらないよう配慮されています。(左側のアルミ箔に包まれているのがIC関係)

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仕様:
センター周波数:     700 Hz (設定可能)
3dBの帯域幅:      200 Hz
シグナル利得:      0dB から 50dB (設定可能)
ユーザーの選択可能なDCパワー: 5Vから13V DC、 <15mA
オーディオのパワー:  9v供給の場合8Ω負荷で500mW