灯籠(Garden Lantern)

庭のアクセントになる灯籠が手に入りました。これは中にナツメ球が入っていて、窓から明かりが漏れてくる仕組みになっています。
100Vを使っての配線も面倒ですし、いちいち手動で点灯消灯をするのも芸がありません。
そこで、LEDのあかりを使うこととし、自動で点灯消灯をするようにしました。
LEDコントローラーのCL0116というデバイスを使い、太陽電池から充電を行い、暗くなったらLEDを点灯させます。

回路はこちらです。
クリックすると大きくなります。

同じ回路で、LEDを2つにし、電池ケースの中に組み込みました。
光電池はケースに貼り付け、単3電池型の充電池を使います。もう1本分のスペースに回路を組み込みます。
簡単な回路ですから空中配線で十分でした。
光があるうちは充電をして、暗くなると点灯する装置です。車の中などに入れておくと警告機代わりになるかも知れません。

灯籠の小さな窓からこの装置を中に入れられるよう、小さな基板上に組み上げます。
充電池は単四型のものを使いました。本来は電池ケースを使いたいところですが、直づけにしています。
黄色のLEDを4本使い、四方に明かりが行くようにしました。太陽電池は外付けにして、ケーブルで接続するようコネクタを介して取り付けています。
部品数も少なく、簡単な回路ですから30分もあればできてしまいます。電池1本なのですが、CL0116というコントローラには昇圧回路が組み込まれていて、1本のインダクタを付加するだけで、十分な明るさでLEDを点灯させることができます。

日中は太陽電池から充電池への充電が行われ、暗くなるとLEDを点灯させます。電池の容量が下がると自然と消灯になりますが、結構長時間にわたり点灯しています。
自動運転で、エコロジカルな灯籠で庭を飾るのはいかがでしょう。