Hendricks QRP KITS's  DC20B
KD1JVデザインのDCxxシリーズの中で14Mhzのキットを組みました。
以前にもこのシリーズで販売されていましたが、Bシリーズとして基板を大きくし、ジャックを基板から外して製作しやすくしたものです。
ダイレクトコンバージョンの受信機能と送信機能を持たせ、単一の周波数で運用するCWトランシーバーです。14Mhzのこの機種ではQRP局がよく出ている14.060Mhzでの運用です。
出力は1Wほど出ますので、コンでションがよくて、この周波数に出ている局があれば十分交信ができる性能です。 

手前に置いたのは自作のミニパドル。掌に乗るコンパクトなリグである

左が以前発売されていたA シリーズの基板、右が現行のBシリーズ基板。
Aシリーズには基板上にファンクションスイッチやAFジャック、パドルジャックが搭載されている。このため、ケースへの組み込みが制約されていた。基板サイズも小ぶりである。
Bシリーズは部品の間隔がゆったりとレイアウトされ、組み立てやすくなっている。回路の変更が一部なされています。


今回もアルミケースにペイントをしました。そして付属しているレタリングをしました。
このレタリングはプリントされている紙を水に浮かせると透明のシートが分離してきて、それを貼り付けるもので、手軽に、きれいにレタリングをすることができます。十分乾いてから透明ラッカーでコートしています。

JARDでの測定の結果、私の持っているDC20,DC30,DC40が新スプリアス規制に適合していることが認証されています。

AシリーズとBシリーズの比較