彩湖・道満グリーンパーク
平成20年の夜明け
6時30分ころ。東の空に朝焼けのグラデーションが現れました。星も光っています。穏やかな平成20年の朝を迎えました。
幸魂大橋からの初日の出
太陽が地平線から昇ってきました。テレビでは富士山上空のヘリコプターから、雲の間から出てくる日の出を中継しています。
ここから見える日の出は周りの雲を茜色に染めて強い光を放っています。直視すると残像が目に残る眩しさです。
彩湖・道満グリーンパーク
財団法人戸田市公園緑地公社の管理する公園に入ることが出来ました。ここの開場は7:30からなのですが、今日は特別、7時過ぎに門を開けてくれました。
霜が降りて一面真っ白になった野原に、初日が差し込んできます。
笠雲をいただいた富士山
彩湖の向こうには朝日を浴びて赤く染まった富士山が見えています。周りの山々のシルエットもきれいです。
ちょうど飛行船がやってきました。ゆっくりと音もなく流れるような運行です。
暖かい湖水が冷たい空気に触れて発生した霧がだんだんに晴れてきました。肌を刺すような外気の中で湖面全体が霧に霞んでいたのですが、陽の光が霧を消してしまったようです。
水鳥たちも動き始めました。
何という鳥なのでしょうか。数羽の鳥たちが群れを作って、湖面を移動していきます。
この日はこの冬一番の冷え込みだったとニュースが伝えていました。夜半に雨が降ったため、空気も湿り気を帯び、地面にも水分が含まれていたのでしょう。草の葉に霜が付いてきれいです。
枯れ葉にもきれいな氷の結晶が成長しています。自然の造形のすばらしさです。早朝のこの時間しか見ることの出来ない美しさに思わず、シャッターを何回も押してしまいました。
霜柱も成長しています。
土の硬さ、含まれる水分、外気の寒さ・・・・などさまざまな条件で成長の様子が異なるようです。この霜柱は真っ直ぐ伸びずに曲がりながら成長しています。その一つ一つを眺めていると、ここでも自然の造形の不思議さに出会えました。
平成20年 正月