房総の花畑・白間津
出発が遅くなったため君津に着く頃にはもう渋滞が始まっていました。のろのろと動く車の中から、道路の真ん中の菜の花のお花畑を撮影です。 すでに満開の時期は過ぎてしまったようですが、菜の花が元気よく咲いています。黄色と緑のコントラストがとても美しく、温暖な気候がわかります。
野島崎から千倉へ向かう途中の白間津というところでたくさんの花畑が見られました。風もなくとても暖かい日射しの中でストック。キンギョソウ・キンセンカ。ポピー・などが色とりどりに咲いています。 畑に入らせてもらい花摘みをしました。農家の人とおしゃべりをしながらの花摘みも楽しいものです。たくさんの畑があるのですが、道路に近いとか駐車場があるなどの条件の違いでお客さんの入りが違うのだということです。奥まったところの花の揃っていて、お客さんの少ない畑がねらい目であるようです。ゆっくりと荒らされていない花を摘むことが出来ました。
ストックは色とりどりの種類が植えられていました。八重のものと一重のもの、スプレーという枝分かれして咲くものと一本立ちで咲くものなどいろいろな種類があります。青空をバックにした花の色が美しいです。 キンギョソウは背が高いので風に弱いようです。どの畑でもビニルハウスの中で育てられています。かすかな香りに包まれて色とりどりの花を選ぶのも楽しいものです。
ポピーはもう盛りを過ぎてしまったようでした。ふつうつぼみのうちに摘み取るのですが、咲いている花が少なく花の色がわからりません。そんなポピー畑の中でわずかに咲いていた花を撮影しました。やわらかで優しい色が愛らしいのですが。花摘みはできませんでした。、 ノースポールは花摘み用ではないようです。畑の一角に群生していました。我が家の玄関の前にもこぼれた種から芽を出した株があるのですがまだ数輪しか咲いていない小さな株です。気候と土壌の違いからでしょうか、花の数が圧倒的でした。
花畑近くの海岸です。手を浸してみるとあまり冷たさを感じません。岩にはたくさんの海藻が茂っています。海藻を採っているおばあさんに声をかけどんなものが採れるのか聞いてみました。ハバノリ、青のり、本海苔などが採れるのだそうです。
おばあさんの採ってきたハバノリを一袋もらってしまいました。
家に帰りみそ汁に入れると磯の香りがしておいしかったです。
教えてもらった海藻を採ろうとしましたが、簡単に採れるものではありませんでした。本海苔は岩に貼り付いてしっかり乾いているものもありこそぎ採って口に入れると、磯の香りが広がりとてもおいしかったのです。しかし、手で取れるのはほんの僅かで持ち帰るほどは採れません。

平成19年2月上旬 南房総