武蔵丘陵森林公園
平成29年 8月上旬
急に思いついて、埼玉県比企郡滑川町山田にある国営武蔵丘陵森林公園に行きました。
何も調べずに行きましたので、どんな花に出会えるか、どんな鳥に出会えるかと楽しみでした。
南門から入り、広大な公園の南側だけ,2時間ほどの散策です。
ナツズイセン(ヒガンバナ科)
オミナエシが見事でした。
一面を黄色に染め、淡い緑の葉との調和がすてきです。
道ばたにナデシコの花が咲いていました。
ミソハギが盛りでした。
キキョウもみつけました。
もう、すっかり秋の花が主役になっていました。
実は、レンゲショウマに会いたくてここを訪れたのですが、花期は過ぎていたようで、もう実が成っていました。
季節の移り変わりは驚くほど速いです。
東京ドーム65個ほどの広さの公園には歴史的なものも残っています。かって花崗岩を切り出した石切場の跡が残っていました。大規模なものではないようですが、この地域で使うための石を切り出していたようです。
古鎌倉街道も通っていたようです。林の中の変哲もない小道ですが、かつてはこの地域の重要な通路だったのでしょう。
この住所に「山田」という名前が残っていますが、南門のすぐそばのこんもりと高くなった一帯には城が築かれていたようです。現在残っているのは二重のから堀だけですが、木々の葉音に中に、いにしえの姿に思いを馳せてみました。
足下にはこんなキノコも顔を出していました。握り拳より一回り大きく、造形のおもしろさを感じました。