平成28年9月下旬

榛名湖畔めぐり
台風がたくさん通り過ぎ、天候がはっきりしない日が続いていました。やっと晴れ間が見えるようになったので、思い切って榛名山を目指しました。
しかし、出発がゆっくりでしたので、到着したのは昼前。登山はあきらめ、湖畔を散策しました。
ロッジの前の駐車場に車を止め、榛名温泉に向かって湖畔を歩きます。
秋の気配が感じられる景色になっています。トリカブトがきれいな色で咲いていました。なんともおおもしろい造形です。
このところの雨でできたのでしょう。一つ一つの塔の上には小石や木の枝などが載っています。軟らかい土に強い雨が当たり、堅いものが載っている部分はそのままですが、その周りの柔らかいところは雨に削られて塔のような形になっています。
天然のナメコがぎっしりと大きな木の幹に付いていました。どれもつやつやとしていて、美味しそうです。苔の緑とのコントラストもきれいです。
こちらは苔に被われた切り株のキノコです。名前はわからないキノコですので触らないようにします。
ツリフネソウの群落がありました。水の近くに生えている植物ですが淡い紫が目を引きます。
オオウバユリでしょうか。立派なタネになっています。カラスウリを一回り大きくしたような形です。

榛名温泉から路線バスで残りの湖畔を回り、ロッジ前に戻りました。1時間程度の散策でしたが、小さな山栗をたくさん拾いました。