北関東一巡り
真壁の町も町村合併で桜川市になってしまったようです。
この地区には歴史を感じさせる建物がたくさん残っています。歴史資料館も整備され、散策が楽しめます。、
鉄道の通っていた跡地はサイクリングロードに整備されています。真壁の駅だったこの地は休憩所になっていました。プラットホームがそのまま残っています。
この地域は石材の生産でも有名です。街の中には石屋さんがたくさんありました。その庭先に置かれていたウルトラマンと怪獣たちです。何ともユーモラスな雰囲気です。
雨引観音の裏山には十三仏の石像が安置され、ぐるりと巡ることができます。その一番上の広場にはクジャクが放し飼いにされていました。そばに寄っても平然として餌をついばんでいます。
山の上にあるお堂ですので境内からは遠くまで見晴らせます。筑波山の男体山や女体山もすぐそこに見えています。
緑に囲まれた中で赤いお堂がきれいです。
麦秋の時期でした。麦が実り黄金色に輝いています。すでに刈り取った畑は耕され、水が入れられて田んぼになります。
麦の畑の向こう側には田植えを終えた田が見られます。
この時期だけに見られる麦秋と田植えの景色です。
大前神社(おおさきじんじゃ)は大黒様が祭られた大きな神社です。大きな木に囲まれた参道の先に本殿があります。
この参道の脇には堰が作られていて、この工事には二宮尊徳が関わっていたということです。
大前神社の若宮社として恵比寿様も祭られていて大前恵比寿神社というのだそうです。社殿よりも大きな恵比寿様の像が参拝の人々を見下ろしています。
散策をしているとSLの汽笛の音が聞こえてきました。神社の裏手が鉄路になっていて、休日にはSLに牽かれた列車が走っているのだそうです。
堰の向こうに煙を上げながら走る機関車が見えました。

平成25年5月 真壁・桜川・真岡