仙元山ハイキング

小川町 平成22年8月中旬

小川町の「見晴らし山公園」から仙元山を目指すハイキングをしました。
公園の滑り台の出発地点の脇を通り、山に入っていくときれいなトンボが出迎えてくれました。
ところどころ開けたところがあり、見晴らしを楽しめます。ここが小川町かと思えるような深い山に入ったような山また山の景色です。
急な登りもありましたが、30分ほどで山頂に着きます。山登りというよりも散歩かせいぜいハイキングといったところでしょうか。高さは298.9mとのことで、ここに立つと自分の胸のあたりが海抜300mになるようです。
山頂からは小川の駅や町並みが見えます。こんなに町に近いところなのですが、先ほど通ってきた反対側は山が続いていて、全く異なった景色でした。
小さなキノコを見つけました。遊歩道の土が流れないように設置してある、木材に生えています。
真っ白でとてもきれいです。大きさは3mmほどでしょうか。周りにはまだ傘が開かない2mmほどのまん丸なものもありました。
こちらはオレンジ色のキノコです。小さいのですが色が鮮やかで目立ちます。小さすぎて形まではよくわかりませんでした。
林の中はセミの鳴き声で満ちています。そしてそのセミが服に飛びついてきたり、目の前を飛び交ったりしています。
じっくり観察しても逃げる様子がありません。なかなかきれいな色をしています。
本当にこのトンボがたくさんいます。調べてみると「ハグロトンボ」のようです。チョウのようにひらひらと飛んでいます。雄は胴体が金属光沢の青緑色で遠くからも目立ちます。雌は黒褐色であまり目立ちません。
すぐ近くを飛んでいるのですが、近寄って撮影しようとするとひらひらと離れてしまいます。
下里の大モミジ
解説板によると、昔この地を検地したとき、ふもとからも見える大きなモミジがあり、「モミジ山」と命名されたという言い伝えがあるそうです。
今では幹の部分が枯れてしまい、その中に若い幹が育っていました。