鬼石・桜山公園 冬桜と紅葉

平成21年11下旬

陽が昇り、暖かくなるのを待って出発しました。
関越道、本庄児玉を下り、桜山公園を目指します。渋滞を避けた時間差が功を奏したようで、順調に走りました。
しかし、公園の駐車場は混んでいて、順番待ちです。そこで少し離れた第二駐車場に車を預け、階段を上ります。
暖かい陽射しを浴びて、南の斜面にはアザミがきれいに咲いていました。
神流川を挟んで反対側の城峯公園と、この桜山公園は冬桜で有名です。10月頃から12月頃までサクラが楽しめます。
春のサクラとは趣が違いますが、確かにサクラの花です。
サザンカの花も見頃でした。こちらは緑の葉とコントラストを競うように鮮やかです。
紅葉とサザンカの競演です。いろいろな木々の葉が色づき、陽を受けて華やかです。
冬桜と紅葉の競演。冬桜は春のサクラのようなボリュームはありません。ぽつりぽつりと咲いている風情ですが、周りの紅葉と引き立てあっています。
クヌギなどの広葉樹は黄色から茶色、枯れ葉色へと葉の色を変えていきます。その中に混じってカエデが赤い色を際だ立たせています。
頂上への道の両側にはツツジの株が植えられていました。周りの木々が色づく中、緑の縁取りになっています。上りは結構きついのですが、こんな景色の中を散策するのは気持ちのよいものです。
青空と紅葉をバックに冬桜。
公園はたくさんの人で賑わっていました。そのほとんどが中高年。若者にはこんな穏やかな自然はお気に召さないのでしょうか。
冬桜の季節は、この公園へ上る道は一方通行なっています。登り口にはミカン農家がたくさんあり、下り口にはリンゴ農家がありました。
帰りにリンゴを手に入れ、「おまけだよ」と傷の付いたリンゴをいただきました。家に帰って、そのリンゴでジャムを作りました。香りが高くて酸味の少ないおいしいジャムが出来ました。