4STuner & W8DIZ SWR Meter

アンテナの調整をするとき、LEDに依る表示がよく使われています。手軽なのですがもう少し変化を詳しく見たい時もあります。そこで、パワー計でFWDとREVを切り替えて読み取れるインディケーターを作りました。

回路はW8DIZさんのサイトから拝借し、手持ちの部品の関係から一部変更してあります。

チューナーの回路も組み込むことにします。4StateQRPclubのサイトから回路を借用しました。こちらも手持ち部品の関係で一部アレンジをしてあります。

L型チューナー

回路図
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ダミーとなる50Ωの抵抗は1Wの100Ω表面実装抵抗をパラに接続し、使用しました。
FT37#43のコアには10t巻きますが、2次側の1tはコアの中を通過させるだけです。

私はQRPでの運用しかしていませんので、最大でも5Wに対応できればよいとしました。
パワーメーターの回路はそれぞれに同じ電力を入れた時にFWDとREVの表示が同じになるよう調整しておけば、実際の運用ではその比からSWRを知ることができます。FWRが最大でREVが最小になるように調整すればよいわけです。

手持ち部品で、簡単なチューナーを作りました。これでも適当なワイヤーを繋いでマッチングを取ることができました。

チューナーの実験をする時にはパワーメーターやSWR計は必需品です。運用においても、調整の目安として欠くことができません。そこでチューナーとこのメーターが一体型になっているものが多いようです。
しかし、様々なチューナーを実験する場合、このメーターだけを独立させた方が使いやすい場合があります。
そこで、Youkits MT1の回路を借用して、表示回路のみを独立させたものを作りました。手持ちの部品の関係で、一部アレンジしています。


この回路で使われているトリマーはREVの表示を0に調整する時に使います。電力によるメーター表示を調整するために、10kのVRを使っています。接続の便利さのために、入力側は♀のBNCコネクタとし、出力側(チューナー側)は♂のBNCコネクタとしました。

できるだけコンパクトになるようケースを選びました。チューナーのトロイドコアが結構大きいので、配置を考えました。
メーターが正面に来た時、バリコンは正面から操作しますが、コイルの切り替えは12接点のロータリースイッチで上の面で行うことにします。

Power & SWR Meter